「引き締まった身体を手に入れたいけど、筋トレはムキムキになっちゃう……重たいウエイトは持ちたくない……」
特に女性に多い意見です。
結論から言うと、女性の身体は簡単にはムキムキになりません。
この記事では、【女性の筋トレがスタイルや健康を維持するためにも大切である】ということを書いていきます。
目次
テストステロン(男性ホルモン)の重要性
筋肉を合成していくには、テストステロンという男性ホルモンが必要不可欠です。
女性には、この筋肉を発達させたり、体脂肪を減少させる効果の強いテストステロンが元々少ないため、いざ筋肉をつけようと思ってもそう簡単にはついてくれません。
テストステロンが多い男性でさえ、ムキムキになるにはかなりの努力が必要なので、女性がムキムキになる為には、アスリート並みのトレーニング量に加え徹底した食事管理など、血の滲むような努力と精神力が必要です。
加えてテストステロンの分泌が元々高い傾向にあるといった素質的な面も必要になります。
女性にとって筋肉をつけるメリット
筋肉と聞くだけで、なんだか男性的なイメージをしがちです。
しかしながら、女性も男性もヒトです。
ヒトがヒトとして成り立つのは、適切な場所に適量の筋肉がついているからこそなんです。
いいかえれば、筋力がヒトを動かし人生を営んでいるといっても過言ではないのです。
【適切な場所に適量の筋肉がついている】という条件が、なんらかの原因で満たせなくなると、スタイル(見た目)が悪くなったり、身体に痛みが出てきたり、日常生活動作に支障が出たり、ホルモンバランスが崩れていろいろな疾患を発症したりと、数えきれないくらいの不調が起こってきます。
ここまでは男性も女性も同じです。
特に女性にとっては、体型の乱れは本能的に美しさで勝負をする女性にとって死活問題です。
具体的にいえば、
- シュッと伸びた背筋
- くびれ
- 引き締まった二の腕
- キュッと上がったお尻
こんな身体が美しさを保つうえで大事な要素になります。(実は男性も同じ)
美しく引き締まった身体を目指す上で、科学的に考えても筋肉の量を増やし、筋力をつけていくことが大切です。
しかし筋力をつけていくにはある程度の高負荷でないと脳が反応しません。
楽~な運動をしてもなかなか筋力は上がりません。
そこで効率よく安全に筋力を増強できるのが、ウエイトを使ったトレーニングです。
ストレングストレーニングとも呼ばれます。
ストレングス(ウエイト)トレーニングを正しいフォーム、適量の負荷で実践することで、最も効率よくスタイルを変えることができます。
トレーニングを継続していくとスタイルが結果に現れてくるので、精神面においても素晴らしい効果があります。
なぜムキムキになったと感じてしまうのか?
前述のとおり、女性が筋トレをすることでムキムキになってしまうのではないかと恐れることは全く無意味です。
とはいっても、なかにはトレーニングでムキムキになったと感じる方もいらっしゃいます。
個々にムキムキの基準が違うことも要因としてありますが、トレーニングと食事管理により体脂肪が落ちると、以前は隠れていた筋肉が見えるようになりムキムキになったと勘違いをすることがあります。
それから、トレーニング直後は筋肉に体液が集まるので、筋肉が一時的に張るパンプアップの状態になるので筋肉がムキッと見えやすくなることも原因かなとも思います。
パンプアップに関しては時間の経過とともにおさまりますが、これをムキムキになったと勘違いする場合もあります。
一番注意しなければならないのは、食べ過ぎです!
ムキムキになったしまったと嘆く方の多くは、トレーニングをしているからと食事管理を怠り、食べ過ぎてしまっていることが多いです。
筋肉が大きくなっているうえに、体脂肪が乗っかるわけですから、身体が太くなります。
余分な栄養摂取に気をつけましょう。
理想のボディメイクにとって、ウエイトを使ったトレーニングだけでなく、食事管理を徹底することが不可欠です。
さいごに
この記事を、押しつけではなく、あくまでもMRGからの女性への筋トレのすすめとして捉えていただければ嬉しいです。
今回はスタイル(見た目)の向上を主にお伝えしましたが、女性にとってホルモンバランスは男性以上に大切です。特に閉経後は性ホルモンの分泌が大幅に減少しますので、身体に様々な不調を起こします。
筋トレは性ホルモン(男性ホルモンと女性ホルモンの前駆体)を分泌してくれますので、若い世代のうちから身体作りをしておくと、更年期障害やその他性ホルモンが起因となる障害を防いだり、緩やかにしてくれますので、女性には是非とも積極的に筋トレを実践していただきたいです。
女性で、ウエイトトレーニングに挑戦してみたいという方は、MRGにご相談ください!